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パソコン・レッスンルームちょびパソ代表:山口幸子さん

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運が悪いと思っていたけれど、実は全てがチャンスだった。

パソコン・レッスンルームちょびパソ
代表 山口幸子さん

帯広市の隣、芽室町の“自分が始めたいところから習える”パソコン・レッスンルームちょびパソ代表の山口幸子さんのマイ・ストーリー。

 

私って運が悪い、とずっと思っていた

実は私、家庭環境のせいで、小学校3年生からいじめを受けてました。
いじめっ子から逃げるために、寂れたゲームセンターに入り浸り、ゲームの画面だけを見て過ごした中学時代。
今度こそはと思っていじめっ子の進学先を密かに調べ上げ、誰も行かない隣町の高校に入ったのに、志望校に落ちたいじめっ子が二次募集で入学しちゃって高校で再開!
いや~向こうも高校落ちてかわいそうだけど、私もつくづく運が悪い!

で、いじめに耐えられず、逃げるために高校を辞めました。
ハイ、これが私の「中卒」の理由です。

中退して何軒か飲食店でのバイトをして、そこで出会ったのが今の旦那ね。
彼は十勝の人だったので、結婚のために十勝へ来ました。
これでいじめっ子に会うこともなくなって、結婚して、子ども二人を出産して――――めでたしめでたし、と思うでしょ?

でも違うの。
生まれた子どもはとにかく夜泣きがすごかった!寝ない寝ない寝ない寝ない!
夜が長すぎて、朝は来ないかと思うくらいでした。
そんな育児ノイローゼ寸前の私を救ってくれたのが、パソコン。
ママたちが集まるチャットルームに入り浸り、夜な夜な全国のママさんとチャットでおしゃべり。それは私にとって、眠れない夜を共有する仲間たちのいる、救いの場所でした。

そこで、チャットで鍛えたキーボードを打つスピードと、自分でホームページを作るほどにハマったパソコン技術を生かそうと、パソコンを使った仕事に就こうと求職活動を始めました。

会社からは不採用、でもパソコン教室のバイトで目覚める

12239864_1087332261311509_2651478332696241156_nでも求人広告を見て会社に応募しても応募しても、落ちまくる。
「資格がないからだ」と考えて、自力で5つ、パソコン関係の資格を取りました。
でも変わらず、落ちまくる。
会社に聞きました、不採用の理由。そうしたら
「事務経験なし」
「子どもあり」
「子どもの預け先なし」
「職歴が大したことない」
「学歴は問題外」
という理由でした。結局、資格を取っても会社にとっては私、必要のない人だったみたいです。

そんなとき出会ったのが「パソコン教室のサブインストラクター」というバイト。
このバイトね、すごく衝撃的だったの。
だって受講生にね、「ありがとう」って言われるの!
いや~~~嬉しかった。
お金がもらえる上に、お礼まで言われるんだもの。

やりたくて仕方がなかったことをしよう!

そうだ、自分がやりたくて仕方がなかったことをやってみよう!
そうして夢だった「パソコン教室を開くこと」を決意しました。
まぁ決意してから2年ほど、挫折しまくりだったわけですが、それはまたの機会に。

パソコン教室を開こうと思ったのは、集団での講習会で出会った「パソコンが苦手な人たち」をフォローしたいと考えたから。
パソコンが得意な人は自分で学べる、でも苦手な人は…?
講習会が終わったら、その人たちはどうなるの?
すごく気になって、どうにかしたいと強く思いました。

2005年2月に開業。1年目は物珍しさもあり、結構順調な滑り出し。あちこちから呼ばれました。
しかし2年目になると、前の年の生徒さんがほとんどいなくなるという事態が起きました。
「やばい」
本気で思いました。ちょびパソ本当にヤバかった。

奮い立たせてくれたのは、生徒さん

そんな私を奮い立たせてくれたのは、生徒さんからの言葉。
「先生がいないと、私困る」

どうして?って聞いてみました。そうしたら
「ここしかないの。聞くところ」
って答えるんです。
だって先生みたいに何回も教えてくれる人なんていないよ、忘れても笑い飛ばしてくれるでしょ、と。
あ、そう言ってくれた人はちなみに大卒です(笑)。

私ね、そこで気がついた。
「ちょびパソを必要としてくれた。私でも役に立つんだ」って。
私、この仕事をしていていいんだな。
よかった、だって大好きなんだもん、この仕事。

吹っ切れた私は強かった。
やばいなんて考えることはなくて、もっと単純なことなんだ。
そう、最後の一人がいなくなるまでやるだけの話。

そうして現在、2016年2月。
最後の一人がいなくならなかったので、今もちょびパソは続いています。

逃げ出す時は前を向いて

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教室には、パソコンが苦手な人が来ます。
生徒さんによく言われます。
「こんなに覚えられないのって、私だけじゃない?」って。
それに対して私はこう言います。
「あなただけじゃないから、ちょびパソはまだあるんだよ。優秀な人ばかりだったら、ちょびパソ、とっくに潰れてるよ」って。

だってね。
誰でも苦手なことってあるもの。ちなみに私は片付けが苦手です(笑)。
でも苦手なことに背を向けないで、しっかり向き合おうと、ちょびパソに通ってるんでしょう?それってすごいことだよ、偉いことだよ、って本当に思います。

背を向けていたら前には進めません。
でも逃げ出したい時もあるのはよくわかります。自分がそうだったからね。
だからせめて、逃げ出す時にも前を向いて行きましょうよ。
前を向いたまま、後ずさって(笑)。
それは逃げではない、しっかり向き合っている姿勢だ、と私は思います。

実は全てがチャンスだった

家庭環境、いじめ、高校中退、育児、就活失敗…。
すべて運が悪いと思っていたけど、それって全部自分が招いていたこと。
だって後ろ向きの人の周りには、後ろ向きの人が集まるものなんです。

問題から背を向けるのをやめよう。
自分ときちんと向き合おう。

そう考えられるようになったのは、2011年の2月。つい最近のことです。
逃げることを許してくれない仲間、厳しい愛の言葉をくれる仲間が、できない私を許して助けてくれるから気が付いた。

運が悪いと思っていたけど、実は全てがチャンスだったんだ、と今ならわかります。
ずっとずっとチャンスに挑戦していたんだ、って。
ま、その時期をだいぶ過ぎてから気が付くのが私らしいんですけども(笑)。

今の夢はこの仕事を続けること。
来年はどうなるのか?10年後は?還暦になったら?
考えるだけでワクワクします。
きっとずっと、チャンスに挑戦し続けていけたらいいな。
そう思います。

パソコン・レッスンルームちょびパソDATA

住所 :北海道河西郡芽室町東7-6
電話 :0155-66-4023
FAX :0155-62-7245
携帯 :080-5589-3461(au) 090-1520-6198(docomo)
Web :http://cyobipaso.chu.jp/
メニュー:パソコン初歩、インターネット、Word、Excel、フェイスブック、ブログ、オークション、ネットショッピング、資格、ホームページ作成、メールの使い方、ファイルとフォルダ、画像加工など

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